宇治神社の創建年は不詳だが、遅くとも平安中期には宇治神社についての記述がある。御祭神の菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)は、応神天皇の子ども。父の応神天皇から寵愛されて皇太子に立てられたが、自ら皇位を譲って亡くなったとされる人物。その宮居跡に神霊を祀ったのが宇治神社の始まりとされる。
菟道稚郎子命は、幼い頃より聡明で学問の道を極めた人物。それにあやかって受験の合格祈願に訪れる参拝者も多い。
菟道稚郎子命は、この地に住むことを決めて向かったが、途中で道に迷ってしまった。そのとき一羽の兎があらわれて、後ろを振り返りながら先導したという。その故事から「みかえり兎」は神様の使いとされる。