銀杏山神社は、658年に阿部比羅夫が蝦夷征伐に来た際に勝利祈願で建立された。境内に立つ3本の銀杏は、この神社建立の際に種を植えられたものと伝わる。この伝承が正しいとすれば、この3本の銀杏は樹齢1300年以上ということになる。3本のうちの「女いちょう」は、乳の出ない女性が願をかけると出るようになるとされる。また、太い枝が手をつないでいるように見える2本の銀杏を、8の字に3回まわると良縁がかなうとされる。