玉作湯神社は、標高199mの花仙山(かせんざん)の麓に鎮座する神社。
玉作湯神社という名称の「玉作」の部分は、勾玉・管玉・丸玉などの玉類を作るという意味。玉作湯神社の背後にある花仙山(かせんざん)にはめのう脈があり、弥生時代から玉類の材料として利用されてきた。
玉作湯神社という名称の「湯」の部分は、この地域に「神の湯」「美肌の湯」といわれる温泉が湧くことに由来している。
御祭神は、櫛明玉神・大名持神・少彦名神・五十猛神の4柱。櫛明玉神(くしあかるたまのみこと)は、別名を玉祖命(たまのおやのみこと)といい、岩戸隠れの際に八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を作ったとされる神様。大名持命(おおなもちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)は、当地の温泉発見・温泉療法にゆかりのある温泉の神様。五十猛命(いたけるのみこと)は、植林・山林育成・産業繁栄の神様。
境内には「真玉(まだま)」と呼ばれる石があり、この石に触れて祈ると願いが叶う「願い石」として信仰されている。