熊野那智大社は、317年の仁徳天皇の時代に現在の地に社殿を設けたのが始まりとされる。神話時代からの由緒と歴史ある神社で、全国約4,000社ある熊野神社の御本社である。
古来より「結宮(むすびのみや)」と呼ばれ、人と人の縁を結び、また、諸々の願いを結ぶ宮として信仰を集めてきた。参拝者は、那智御瀧(那智の滝)に延命長寿を祈り、八咫烏をお導きの神として拝む。
境内には、平重盛の御手植えと伝わる樹齢約850年のクスの木が祀られている。このクスは幹が空洞化しており、願いを書いた護摩木を持って胎内をくぐると願いが叶うとされる。